TROUBLESHOOTING / 03
「解法が出ない」を、
3種類に分けて見る。
盤面を入力したのに先へ進まないとき、すぐ「キューブが不可能」とは限りません。入力検査で止まったのか、正しい状態のまま探索上限に届いたのかを、表示メッセージで分けます。
まず、止まった場所を見る
| 画面の状態 | 何が起きたか | 確認すること |
|---|---|---|
| 24マス、色数、コーナーのエラー | 状態検査で停止。探索はまだ行っていません。 | すべてのマスに色があり、各色4枚か。8つの角の色3枚がそれぞれ正しいか。 |
| 入力エラーはないが手順が見つからない | 合法性を通過した後、深さ・ノード数・時間のどれかの上限に到達。 | 結果の表示に出た上限名を確認。色の入力が正しいことと、探索が完了したことは別です。 |
| 手順カードはあるが実物と合わない | 入力時の持ち方・手の向き・実際の回し方が画面の前提と違う可能性。 | 今いる手順番号、回す面、キューブの基準向きを一つずつ合わせる。 |
入力検査で止まる場合
- 面順を
U, R, F, D, L, Bにそろえる。 - 基準を
U=白を上, F=緑を正面, R=赤を右に戻し、各面を外側から見る。 - 色数なら6面を数え直す。コーナーの重複や不可能な向きなら、各角を共有する3面の色を見直す。
- 入力を修正したら、同じ盤面をもう一度判定する。複数の色を一度に変えず、どの確認で通ったかを残す。
「不正」と「探索上限内では未解決」は別の結果です。向き検査の理由はコーナー判定の記事で図解しています。
探索上限に届いた場合
現行の最大設定は、深さ 11手、探索ノード数 160,000、時間 1,200 ms です。数値欄を小さくしていた場合は、まずこの値まで戻して再試行できます。ツールは入力値をこの上限内に制限します。
3項目がすべて最大なら、それ以上は広げられません。その場合も入力状態が必ず不可能という意味ではなく、このツールの探索上限内で解法を得られなかった状態です。最短手順も保証されません。
同じ色配置で毎回すぐ探索上限に達するなら、解法カードの無い状態を保ったまま、入力を一度に全部作り直すのではなく、まず基準向きとコーナー8個だけを照合してください。見直し後も上限に達するなら、ツールの対応範囲外として切り上げるのが適切な判断です。
保存した盤面が戻らない場合
入力は自動保存・自動読込されません。「入力を保存」を押すと端末のブラウザ領域へ色だけを保存し、戻すときは「保存を読込」を押します。「保存を消去」でその保存データを削除できます。これは解析への同意設定とは別の保存です。